2007年4月9日

YKKF

「YKKF」とは、法人が支出する経費のうち、役員報酬・寄付金・交際費・福利厚生費の頭文字を言うそうです。(あるセミナ−のレジュメで見ました)これら経費は、企業の業績がよくなれば増加させ、悪くなれば減少させることが顕著な経費項目だそうです。言われてみればもっともで、なるほどと思いました。

業績が良くなり、この4つの経費を増加させることは望ましいことなのですが、こと税務の領域では、これらの経費に一定制限を加えたうえで損金性を認めています。

YKKFを増加させる場合には、税務の規定をしっかり確認することが大切です。(直之)

投稿者 satsuki : 2007年4月9日 13:06 | コメント (0)

2007年3月30日

住宅のバリアフリー改修促進税制の創設

 すっかりご無沙汰しました。確定申告期間中はブログを書く余裕がなく、確定申告が終わってホッとしたら、風邪をひいてしまいました。花粉症と重なって、現在のコンディションは最悪の状態ですが、久しぶりにブログを書くことにします。

 19年度の税制改正では、「住宅のバリアフリー改修促進税制」が創設されます。高齢化社会で多くの人が自立した生活を送るためには、必要な税制といえるでしょう。
 その内容を簡単に説明すると、50歳以上などの一定の要件を満たす人が自宅にバリアフリー改修工事をしたら、その工事費用に充てるための借入金等の年末残高に応じて、5年間所得税からローン控除を受けることができるというもの。

 子育てが済むと、今度は自分の老後のことを考えなくてはならない。この制度は、収入があって所得税を納めている間に、自分の老後の準備をするようにということでしょうね。(由美子)

投稿者 satsuki : 2007年3月30日 18:07 | コメント (1)

2007年3月19日

確定申告終了

今年も確定申告がなんとか無事終了しました。一応は区切りとしてホッとしているのですが、この後3月決算法人の申告時期が近づいているので、実際には私たちの仕事はこれからが本番です。

18年度税制改正の影響が顕著に表れるのが今回の3月決算法人の申告からです。19年度税制改正も内容は盛りだくさんですが、特に昨年の18年で税制改正内容は税額計算に大きな影響を持つ項目が多かったので、決算予想と一緒に改正内容の確認等をしっかり行なって決算を迎えることをお勧めします。(直之)

投稿者 satsuki : 2007年3月19日 15:30 | コメント (0)

2007年3月9日

暖冬の悪影響

今日は会津の山間部地域の商工会に税務援助に行ってきました。いつもならば道路は雪道、景色は雪深い雪景色なのですが、今年に限っては道路には雪が無く、雪景色もうっすらでした。

雪国に雪がないのは、地元経済にも影響が出ているらしく、除雪回数が少ないことでブルの燃料費がかからないため、燃料屋さんの売上減少、スキ−場のスキ−客の減少に伴う宿泊施設の売上の減少など、その他雪国ならではのさまざまな悪影響が出ているようでした。

人間の力ではどうにもならないことですが、本当に異常気象は勘弁してもらいたいものです。(直之)

投稿者 satsuki : 2007年3月9日 17:17 | コメント (2)

2007年3月7日

申告は早めに

確定申告期間も終盤に入り、当社もなんとか申告のめどがつきそうです。最近では税務援助という形で、各地域の商工会さんに伺って申告相談などを行なうことがたびたびありました。時期的に若干早めということもあり、どこの商工会さんでも相談者数が極端に少なく、一日に2人ぐらいということがざらでした。

申告というと面倒なイメ−ジがあり、どうしても申告期限ぎりぎりに申告をする方が多いようですが、時間に余裕を持たなで、ぎりぎりになって申告書を急いでまとめると、申告内容のミスを誘発する可能性が高くなってしまいます。

くれぐれも時間に余裕を持っての確定申告をお勧めします。(直之)

投稿者 satsuki : 2007年3月7日 14:01 | コメント (0)

2007年2月19日

ブログしばらくお休みです

ここのところ更新ができずに気になっていたのですが、やはりこの時期(確定申告時期)は、猫も手も借りたい状況です。なんせ時期が集中しているせいでやることが山ほどあり、一日が過ぎるのがとても早く感じます。

そんな状況なので、少しブログはお休みにします。(直之)

投稿者 satsuki : 2007年2月19日 16:41 | コメント (0)

2007年2月8日

確定申告と個人住民税

個人の確定申告書ができあがると、真っ先に目がいくのが納付税額だと思います。今年の税金はいくらだろうかと気になるところです。この場合、確定申告書で計算される税金はあくまでも国税の個人所得税。

所得税の申告では現れず、申告書提出後に通知が来るのが地方税である個人住民税。いざ通知が来て、納税額にビックリとならないためにも、所得税の申告時期に一緒に個人住民税の金額も確認しておくことをお勧めします。(直之)

投稿者 satsuki : 2007年2月8日 11:27 | コメント (0)

2007年1月29日

定率減税の引き下げ

確定申告の時期になりました。18年度の申告では定率減税が所得税額の10%(最高12万5千円)に引き下げられます。前年度は20%(最高25万円)だったので、半分の引き下げです。前年と同じ所得だとしても、税額は定率減税の引き下げ分だけ増加することになります。

ちなみに、この定率減税は18年度をもって廃止となります。普段はあまり気にしないものですが、意外と無くなってからありがたみがわかる優遇規定のような気がします。(直之)

投稿者 satsuki : 2007年1月29日 17:16 | コメント (1)

2007年1月23日

交際費支出額の増加

国税庁が公表する「税務統計から見た法人企業の実態」によると、平成17年度は企業の交際費支出額が9年ぶりに増加したようです。

企業業績の回復が背景にあるようですが、この統計結果が、一定の都市部の企業のみが数字を伸ばす要因になっているのではなく、地方の企業も含めて平均的に増加傾向であればよいと思いました。

統計ではなく私の感覚としては、地方で交際費が増加している中小企業はほんのわずかのような気がします。(直之)

投稿者 satsuki : 2007年1月23日 17:03 | コメント (2)

2007年1月17日

税務職員を装った「振り込め詐欺」にご注意

相変わらず減らない振り込め詐欺ですが、税務職員を装った不審な電話「振り込め詐欺」が発生しているそうです。

その方法は、次のようなものです。
・還付金の受取のため、電話によりATMを操作するよう誘導して現金を振込ませる詐欺

・納税のため、電話により金融機関の口座を指定して振込みを求める詐欺

税務署などでは、還付金の受取のためにATMの操作を求めたり、納税のために金融機関の口座を指定して振込みを求めたりすることは絶対にありません。
確定申告の時期には税務職員を装った「振り込め詐欺」が増加することが予想されますのでくれぐれもご注意ください。(由美子)

投稿者 satsuki : 2007年1月17日 18:22 | コメント (0)