2006年12月28日

19年度税制改正大綱

19年度税制改正は、減価償却制度の見直し、ベンチャ−・中小企業の創設・発展の促進目的であるエンジェル税制の拡充・延長、役員給与の損金不算入制度の見直し、バリアフリ−改修促進税制の創設、その他広範囲にわたり様々な改正が、経済活性化の視点を重視して行なわれるようです。

これらの税制改正内容が、小手先だけだったり、偏った内容の税制改正でなく、真にお客様の事業に活性を促し、より一層事業の発展につながっていく改正であることを願っています。

今年一年、つまらないブログにおつきあい頂き、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様の新年がよいお年でありますように。(直之・由美子・愛)

投稿者 satsuki : 2006年12月28日 14:51 | コメント (0)

2006年12月20日

電子申告の優遇

電子申告制度の普及が思わしくない現状を考慮し、平成19年度税制改正において、平成20年1月4日以後に個人の確定申告を電子申告で行なった場合、5,000円の税額控除が認められるようです。

少しでも納税額が少なくなることは大賛成ですが、私としては控除額をもう少し検討してもらいたいところです。(直之)

投稿者 satsuki : 2006年12月20日 18:39 | コメント (0)

2006年12月13日

出産育児一時金35万円に増額

 平成18年10月より、出産育児一時金がこれまでの30万円から35万円に引き上げられました。多生児を出産したときは胎児数分支給されるので、たとえば双生児の場合は2人分の70万円が支給されます。

 また、出産費用を支払う負担を軽減するために、医療機関が被保険者に代わって出産育児一時金を受け取れる制度がスタートしました。出産予定日の1ケ月以内に「事前申請用の出産育児一時金請求書」を提出すると、出産後に医療機関に直接支払われます。
 医療機関の請求額が35万円超の場合は、不足分は個人負担となります。また、請求額が35万円未満の場合は、請求額が医療機関に支払われ、残金は被保険者に支払われます。

 少子化対策が騒がれていますが、今回の改正はこれから出産をする人にとって、とても良い制度だと思います。

 2006年の今年の字は「命」でした。本当にいろいろと命のことを考えさせられる年でした。2007年にたくさんの元気な命が誕生することを期待しています。(由美子)

投稿者 satsuki : 2006年12月13日 18:12 | コメント (1)

2006年12月4日

外形標準課税の改正

19年度税制改正で、外形標準課税の適用基準が見直され、従来の「資本金1億円超」から「資本金等の額1億円超」に適用対象が広げられるようです。簡単に言うと、今までは資本金が1億円以下の法人は対象外であったものが、改正によれば資本金と資本準備金の合計額が1億円超の場合には外形標準課税が適用されるようになります。

外形標準課税を逃れるために資本金1億円超の法人が多数減資を行なった経緯から、今回の改正に至るような感じですが、よくある課税側と納税者側のいたちごっこ。私は納税者の側なので、こういう改正は本当にいやなものです。(直之)

投稿者 satsuki : 2006年12月4日 16:23 | コメント (0)