2006年12月13日

出産育児一時金35万円に増額

 平成18年10月より、出産育児一時金がこれまでの30万円から35万円に引き上げられました。多生児を出産したときは胎児数分支給されるので、たとえば双生児の場合は2人分の70万円が支給されます。

 また、出産費用を支払う負担を軽減するために、医療機関が被保険者に代わって出産育児一時金を受け取れる制度がスタートしました。出産予定日の1ケ月以内に「事前申請用の出産育児一時金請求書」を提出すると、出産後に医療機関に直接支払われます。
 医療機関の請求額が35万円超の場合は、不足分は個人負担となります。また、請求額が35万円未満の場合は、請求額が医療機関に支払われ、残金は被保険者に支払われます。

 少子化対策が騒がれていますが、今回の改正はこれから出産をする人にとって、とても良い制度だと思います。

 2006年の今年の字は「命」でした。本当にいろいろと命のことを考えさせられる年でした。2007年にたくさんの元気な命が誕生することを期待しています。(由美子)

投稿者 satsuki : 2006年12月13日 18:12 | コメント (1)