| |

2006年11月7日

間違った節税

よく期末の利益を見込んで、経費を使ったり物を買ったりして税金を減らすことを考える場合があります。この方法、確かに経費を使えば税金は減りますが、お金がその分外に出て行ってしまいます。単純に法人税でたとえれば、税金は利益の約40%を納めるので、残りの60%は手元に残る計算になります。それを利益をなくすために経費やものを購入してしまえば、税金こそ発生しませんが、手元のお金が100%無くなります。

12月決算法人や個人事業主の方は、年末の節税対策を考える時期だと思います。その際には、上記の違いをしっかり頭に入れて、決してムダ使いすることのないように、有効な節税を行なってください。(直之)

投稿者 satsuki : 2006年11月7日 18:25 | コメント (0)

コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。